【開催レポート】「補助金・助成金セッション」を開催しました|FWI(福井県若者情報発信局)

【開催レポート】「補助金・助成金セッション」を開催しました

9月6日(金)FWI Studioにて、福井県議会議員の山浦光一郎氏をお招きし、「補助金・助成金セッション」を開催しました。福井県内の事業者や県の関係者が集まり、情報公開や企業支援制度に関する課題が議論されました。

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セッションでは、情報の共有不足や補助金制度に関する課題が浮き彫りとなり、今後の県の支援体制に対する改善提案が多く寄せられました。参加者からは、「知っているか知らないかで大きな差が生まれる」、「調べた時にはすでに補助金の申請期限が過ぎていることも多い」などの意見が出されました。

山浦氏は「データが不足しているため、有効な補助金の施策が打てていない」と述べ、さらに他県との競争力強化が必要であると主張。「福井が特区申請を行い、日本全体で実現できない事業を福井で積極的に実施していくべき」と、地域特化型の施策の実行を求めました。

それに対し県は、補助金の申請手続きや情報の見つけやすさについては改善の余地があるとの見解を示し、事業者が抱く認識と県の施策が一致しているかが重要だと話しました。

今回のセッションでは、情報公開と企業支援のあり方について多くの意見が飛び交い、福井県の事業者が抱える実務的な問題が明確にされました。今後、県がどのようにこれらの意見を施策に反映させていくのかが注目されます。

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