【開催レポート】Zen Systemセッションを開催しました|FWI(福井県若者情報発信局)

【開催レポート】Zen Systemセッションを開催しました

2024年6月27日(木)にFWI Studioにて、「Zen Systemセッション」を開催しました。

今回は、株式会社天晴データネットさんが開発する『iBMS』の技術を使った、民泊管理システム「Zen System」をテーマに、民泊運営のIoT化について参加者同士で議論を深めるセッションを行いました。

 

 

目次
1.「Zen System」の概要
2.グループディスカッション
3.アンケート結果

1.「Zen System」の概要

閉じる

まず、株式会社天晴データネットさんより「Zen System」の概要についてご説明いただきました。Zen Systemは完全非接触型ながらも、‟温かいシステムで、『まちづくり』と『おもてなし』を。”をコンセプトに、空き家や遊休不動産を活用して地域に還元しながら、地域を活性化させるIoTツールです。

近年増加傾向にある空き家の活用をめぐっては、県内でも宿泊施設やシェアハウスとしての運営が考えられていますが、課題となっているのがその管理方法です。このシステムをを導入すると、チェックイン・アウトの自動化やセキュリティ対策、さらには家電の一括コントロールも可能なため、管理コストを最小限に抑えながら、宿泊者が予約をしてから滞在し退室するまでの流れを一元管理できます。

また、宿泊者にとってもひとつの機器で宿泊に関すること全てを操作できる手軽さが実感でき、スタッフに気を遣うことがなく自宅のような「疲れない宿泊」を体験できます。

2.グループディスカッション

閉じる

民宿やゲストハウス、宿泊施設の運営者、行政職員、行政書士など計10名が参加し、宿泊者と運営者それぞれにとっての課題や対策についてグループディスカッションを行いました。

3.アンケート結果

最後に、参加者の方々にアンケートを実施しました。(1:かなり不満~5:大変満足)

講義についての感想(一部抜粋)

・システム自体の仕組みや、宿泊業界におけるお客様、運営者のニーズと課題について知ることができた。

・これまでなんとなくチェックインやゲスト対応は対面でと思っていたが、今回のお話を聞いて逆にシステムを入れることによって、コミュニケーションがより円滑に行うことができると気づくことができた。

 

ワークショップについての感想(一部抜粋)

・実際に運用されている事業者の方から色々とお話を聞くことができて刺激的で勉強になった

・運用するうえで同じような悩みを抱える事業者さんと情報交換できて、よい知見を得ることができてよかった。

 

まとめ

前回好評いただいた「空き家活用研究会」の第2弾として、今回はIoT化をテーマにしたZen Systemセッションを開催しました。今回ご参加に至らなかった方も、次回のご案内まで今しばらくお待ちくいただけますと幸いです。

FWI Studioでは、これからも様々なテーマを基にセミナーやセッションイベントを開催します。ご利用をご検討の方は、ぜひいつでもご相談ください。

最終更新日: